キダチアロエはアロエの薬効効果が一番期待できる

アロエは世界じゅうに広まって、薬用に、観賞用に栽培されています。種類もふえて、一時は800種以上が数えられたと言いますが、いまでは300種以上に整理し直されています。

「医者いらず」の名で親しまれているアロエは、キダチアロエと言います。日本のどこにも普及したアロエですが、あらゆる種類のアロエについて長い時間をかけて試した結果、キダチアロエの薬効が飛び抜けてすぐれていることもわかりました。

キダチアロエは、学名をアロエ・アーボレッセンスと言います。各国の薬局方のアロエの原料に規定されているのは、ソコトラアロエ（ アロエ・ペリー）、キュラソーアロエ（ アロエ・パルパデンシス）、ケープアロエ（ アロエ・フェロックス、アフリカアロエ、およびこれとアロエ・スピカータの雑種）となっています。

キュラソーアロエは、最近、アロエ・ベラに学名が統一されました。アメリカ、中南米に多い種類で、アメリカの研究ほほとんどこれを使ってのもののようです。
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